【第四回】回り稽古 ― 関西 〈平成28年 12月~平成29年 2月〉
主題:『 動法における「身体感覚」の活用 』
一、はじめに
本コースでは「動法における『身体感覚』の活用」を主題として稽古が進められます。但し、各稽古会では毎回異なる視点が提示され、また稽古法や用いる技法 など様々な角度からの実習が展開されていきます。多様な視点から一つの主題について学ぶ事で、より深い理解と経験が培われる事を主旨とした稽古会となりま す。 |
― 稽古主題について ―
・「動法における『身体感覚』の活用」
「動法」を学び始める上で最初に立ちはだかる壁は恐らく「感覚」という言葉が何を指しているかわからない、という事だと思います。 痛い・痛くない、柔らかい・柔らかくないという話だけならまだしも、ここで扱われている「感覚」というものは、時として身体の中で起きている「動き」そのものを指す場合があるからです。 この事について稽古していかなければ、きっと「動く」という現象は単なる物体の空間移動でしかないでしょう。しかしそれでは、たとえば「機・度・間」、すなわち時間軸の概念や他者との関係性は除外されてしまう筈です。 ならば一体何が動いているというのか、「私」なのか「身体」なのか「感覚」なのか。是非この稽古会でその何かを掴んでみてください。 |
二、コース概要
(1)定員 12名
※定員を超える場合は企画室にて選抜させて頂きます。
(2)参加資格
・整体協会会員である事。
・本部公開講話、または各稽古場の稽古会等の身体教育研究所の定める稽古会に参加経験がある事。
(3)登録会費 18,000円(税込)
※登録許可後に所定の手続きでお納め下さい。
― 日程・担当講師・テーマ ―
おのず しか
第一回 『 自から然ること 』
12月11日(日) 14時~17時
担当 徳岡靖久 会場 西成稽古場
第二回 『「所作」を導くもの 』
12月25日(日) 14時~17時
担当 棚橋麗子 会場 妙蓮寺
第三回 『 動法における受動について 』
1月 8日(日) 14時~17時
担当 角南和宏 会場 等持院稽古場
第四回 『 接触感の発生と同調 』
1月22日(日) 14時~17時
担当 稲田竜也 会場 西成稽古場
第五回 『 君のようになりたい 』
2月11日(土) 14時~17時
担当 戸村拓男 会場 西陣稽古場
第六回 『 視点を変える 』
2月25日(土) 14時~17時
担当 奥須賀良徳 会場 南大阪稽古場